理化学研究所の量子コンピュータが公開されました

2023年3月27日、理化学研究所で開発された量子コンピュータが公開されました。(概要:https://www.riken.jp/pr/news/2023/20230324_1/index.html

この量子コンピュータには、大阪大学で開発された制御装置が使われていますが、3月27日に理化学研究所にて開催された「国産量子コンピュータ初号機お披露目会」において、大阪大学量子情報・量子生命研究センターの根来副センター長から制御装置の研究開発に関する報告がありました。その中では、本制御装置の技術が、大阪大学からキュエル株式会社に技術移転され、すでに販売されていることにも言及がありました。

キュエル株式会社は、「量子コンピュータの実用化を加速させることで、人類の課題解決に貢献する」というビジョンを実現するために、さらなる制御装置の開発を続けていきます。

学生インターンを募集しています

<今回のインターン応募は締め切りました>

キュエル株式会社では、学生インターンを募集します。
以下の内容にご興味がある方は、ぜひご応募ください。

<内容>
量子コンピュータのハードウェアや制御に関係する論文を読み解き、1ヶ月半程度で要点をスライドにまとめていただきます。そして、インターン期間の最後に、キュエルのメンバーとの発表・議論の場を設けさせていただきます。
候補となる論文については、キュエルからリストを提示させていただき、興味を持った論文を各自1本選んでいただきます。2021年度にも同様のインターンシップを開催しましたが、その際には以下の4本の論文をインターン生の方々に読んでいただきました。

基本的に各自が自宅で都合の良い時間に取り組んでいただく内容であり、遠方にお住まいの方でも参加可能です。
12月中・下旬にキックオフミーティング、1月初旬に質疑応答のためのミーティング、1月末に発表を、Zoomで接続して行います。

<期間>
2022年12月中・下旬から2023年1月末まで

<報酬>
各自に一律5万円をお支払いいたします。
(1本の論文を読んでまとめていただくにあたって、合計で20-30時間程度のエフォートを想定しています)

<採用人数>
4名程度を想定しています。
学部生、修士課程、博士課程は問いません。

<応募>
今回のインターンシップ応募は締め切りました。
次回の応募の際には、ウェブサイトに情報を掲載いたします。

ムーンショット目標6 課題「スケーラブルな高集積量子誤り訂正システムの開発」のキックオフシンポジウムにCTOの三好が登壇します

11月18日に京都工芸繊維大学で開催される、ムーンショット目標6 課題「スケーラブルな高集積量子誤り訂正システムの開発」キックオフシンポジウムに当社取締役CTOの三好が登壇します。ご興味がある方は、以下のリンク先をご覧ください。
https://www.greenlab.kit.ac.jp/symposium/20221118_symposium_program.pdf

なお、キュエル株式会社は、ムーンショット目標6 課題「スケーラブルな高集積量子誤り訂正システムの開発」に参画することとなりましたので、ご興味がある方は以下のリンク先をご覧ください。
https://www.greenlab.kit.ac.jp/qubecs/index.html